[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公認自動車学校・合宿免許ブログ担当の安丸と言います。本題に入る前に少し軽い話でもしましょうか。同僚と昼にカレーのチェーン店に行きました。また独創的なメニューがたくさんあるものです。
私は内儀の作るサバカレーが一番好きなのですが、たまのオヤツ替わりにチェーン店のカレーも美味かったです。
このカテゴリーでは「安全運転には知識が必要」という観点から特集を組んでおります。今日は「制動距離を決める要因・路面状態」についてです。
制動距離は「速度と、ブレーキの力と、路面の摩擦」の3つで決まる、というお話をしています。路面の摩擦、というのは「すべらない力」の事ですが、今回のお話では「タイヤのゴム面」と「道路の路面」との摩擦についてお話します。
特に道路の表面は同じアスファルト舗装でも天候などによって全く異なる状況を走行する車に与えます。
数字を比べながらお話します。一般的な車道の制限速度である時速40キロで強くブレーキを踏んだ場合で晴天と雨天、それぞれの「制動距離」比較します。
先ず晴天で乾いた路面。車はブレーキを踏んでから8.2mで停止します。
ふ~ん、と思わないで下さい。8m向こうの車が「ゆっくり走ってる」と思ったら子供と免許を持っていない大人は飛び出して横切ろうと思います。そして40キロは「ゆっくり走っている」と思われる速度です。
実際は、「車の前で敢えて立ち止まったりしない」ので事故は起きませんが、もし飛び出して車を横切ろうとした子供が転んだら、運転者は子供の手前で車を止めることはできません。車を右か左に逃がして事故を避ける必要があります。
次に雨の日の濡れた路面。車はブレーキを踏んでから11.2mで停止します。これは「回転を遅くしているタイヤ自体が、路面が濡れているために滑っている」のが理由です。滑っているので、ハンドルを右に切っても車が思った通りに右に進まないことがあります。ただ単に制動距離が伸びるだけでなく、危険度もずっと増します。
そして、凍った路面。車はブレーキを踏んでから止まるまで41mも滑り続けます。41mというのは、車10台分です。
高速道路で「車の玉突き事故」が多発するのは「事故が起きた瞬間は見た、ブレーキも踏んだ、ハンドルも切った」。でも、「車は止まらなかった」というのが原因です。
スピードを上げるのは、アクセルを踏むだけなので極端な話子供でも出来ます。止まろうと思った場所に止まることが出来る事こそ、上手な運転者の証なのです。そして、止まろうと思う場所で車を停止させる為には、技術よりも「知識と予測」が必要になります。
資料提供: | |||
![]() 運転合宿 予約センター |
![]() 免許でエース |
![]() 合宿免許 けんさく君 |
![]() 合宿免許 熟年プラン |